仮想通貨が軒並み暴落!10%以上の下げに対してとるべき手段は!ホールド?損きり?それとも買い増し?
9月5日月曜日。
これまで順調に推移していた仮想通貨が軒並み暴落。
コインチェックで取り扱っている銘柄は軒並み10%以上落ちている。
この事態にどういう対応をとる?
下落した時にとるべき手段は?
ホールド
これは単純明快。
値上がりを信じてそのままホールドして握っておく。
塩漬けとも言われ、投資の世界ではままある手段。
利点は相場に左右されるが、大きな損失は出しにくいこと。
上昇の見込みがある前提、もしくは上昇するだろうと予測している場合にとると吉。
欠点は流動的な相場に対応できず、手詰まりになってしまうこと。
他の有益な仮想通貨への投資に切り替えることができず、利益を見過ごすことにも繋がりかねない。
また、下落幅の予想が立っておらず、予想以上に下落してしまった場合、他の通貨に切り替えるには損が大きくなりすぎ結果的に動けなくなってしまう。
損切り
損失が出るのを承知で、持っている仮想通貨をジャパニーズ円に替えたり、ビットコインに替えて他の伸びしろがありそうな仮想通貨に投資すること。
そもそも仮想通貨にしろ、株、為替にしろ流動性が損益を生み出すものであり、ずっとホールドしておくのも一つの手だが、動かさないことには損益が出しにくい。
仮想通貨界隈はまだ成熟しておらず、ふり幅が大きいためホールドが有益な手段であり、短期間のホールドでも利益が出る。
更に多くの取引で利益を望む場合、他への仮想通貨への切り替えを行うのも一つ。
利点は損を小さく抑え、他の通貨で利益を得られる。
(可能性がある)
欠点は更に傷口を広げ、損を増やしてしまう可能性もある。
損切りは本当に難しい。
特に損切りについては、上記のブログで細かく解説されている。
仮想通貨ブログを読んでいる人なら誰でも知っている超有名ブログだと思うけど、すごくためになる話が書いてあるので、ここは是非読んでもらいたい。
少なくとも、この記事だけは誰もが共感を覚えると思う。
人にわかりやすく読んでもらえる工夫に満ちたブログだし、内容も充実しており、暴落したときには読みたい記事。
買い増し
価格が落ちているので買う。
で、上がったら売る。
投資の王道。
利点はしっかりと購入した金額と枚数を記録さえしておけば、それ以上の値段で売却するだけで利益を得られるので、取引としては簡易。
欠点は単純に資金力の問題。
買い増しできる資金力があるなら、先に仮想通貨購入に当てている場合があるから。
結局、どの手段がいいの?
王道とか理論では勝てるっていうのがやっかいで、マーチンゲールの法則っていうのはご存知だろうか?
例えば赤か黒を当てるゲームがあり、赤に100円賭けてスタートしたとする。
出たのが黒なら、もう一度赤に今度は倍の200円を賭ける。
出たのが黒なら、もう一度赤に今度は倍の400円を賭ける……
というような具合に賭けていく。
負ける度に倍額の投資をしていけば、勝った際に収支はプラスになるというものである。
確立論から構築されたカジノ必勝法。
ただ、投資額がアホみたいに嵩む事と、勝ち得たところで最終的な利益は最初に賭けた額、つまりは100円しか儲からないってこと。
なんでこの話題を出したかといえば、買い増しについて注釈したいから。
買い増しをするのは悪いことじゃない。
私だって資産があればどんどん買い増ししたいと思う。
買い増しの注意すべきは、
1、きちんと利益確保をしているか。
2、リスクを考慮した分散投資を行っているか。
一つの仮想通貨に将来性を感じ、投資し、ずっとホールドするというのならそれが一番だけど、「投資」として考えた場合、買い増しをするなら利確をしなければいつまでたってもひたすら資金を注入しているだけで、同じように暴落が起こるたびに損が出る。
25円に下がったから更に買い増しで100枚購入
30円に上がったけど、200枚のリップルはホールドしたまま。
25円にまた下がったので100枚買い増し。
結果300枚のリップルが手元に残る。
これはリップルという仮想通貨に未来と将来性を感じ、『リップルという仮想通貨』へ投資を行っているなら問題は無い。
なんでもいいから仮想通貨で儲けようと思っているなら、30円になった時点で、25円で買った100枚は売ってしまうべきだ。
50円で購入した100枚を売ると損になるので、ホールドするか損切りするかは別問題。
もし、30円に上がったところで売却できていれば、
(30-25)×100=500円の利益を得ることができていた。
そうすれば、再度25円での購入チャンスが来たとき更に20枚多く購入することが可能。
勿論、これは理想論だけど、じゃあリップルが更に10円になったらずっと保有している300枚の価値は凄く下落しただけになっちゃう。
適正に売り買いをして、円を増やしていれば、下落に円では損が出ているかもしれないが枚数的にはプラスになっている。
そうなれば、価格が上がれば併せて利益を得ることが出来る。
リスクを分散した投資というのは上記とも被るが、一つの銘柄だけに絞るのではなく3つ程度の仮想通貨を購入しておけば、どれかが下がっても他で利益を上げることができるので、リスクが軽減できるというのもあるが、一番大切なのは自身の投資可能額の30%程度は円で保有しておき、下落時の買い増しに対応できるようにしておいたほうがよいということ。
仮想通貨で大事なのは、価格の上下よりもどれだけ枚数を増やせるか。
これに尽きると私は思う。
結論として、
ホールドする分、
損切りする分、
買い増しする分、というのをきっちりと管理し同時に行うべき。
でなければ硬直した投資になってしまうから。
ちなみに、私はリスクを損切りしてビットコインに替えておいた。
下落率という点では、ビットコインが一番小さくなると思ったから。
値段が大きいから、すっごく下がった印象が強いけど、他の仮想通貨の下落率からすればまだまだ許容範囲内。
45万までおちる可能性はないと思う。
11月の分裂までまだまだ時間はあるからね。
ビットコインは一度小さな下落があると、しばらくしてから一気に落ちてしまう。
特に落ちた情報がはいってないので、市場での下げだと思うので明日、明後日くらいにはちょこちょこ上向きに戻るのでは?と思っています。
50へいこうと頑張って落とされを繰り返されるのかなぁというのが予想。