コインチェックロールバック再びか!?8月22日のLisk急騰事件!
さて、寝る前に恒例のブログチェックとブログの更新でもするかぁ~とコインチェックを見てビックリ仰天!
Liskの値段が急騰しているじゃないですか!
それも100円単位で。しかし、これだけの値段の変動に通知がこない……
もしや、5月9日のロールバック事件が再び起きるのか、と悪夢が頭をよぎりました。
ロールバック事件とは
平成29年5月9日の午前11時ぐらいに起きた、仮想通貨史に残る大事件である。
当時のBitcoinの価格は約18万円程度だったと思う。
今もそうだが、私にビットコインを買うほどの資金力はなく、専らリップルとネムに全力を注いでいた。
なにより、GW前後でリップルの値動きが凄まじく、4月の末に3円台だったリップルはGWに8円を超え20円の大台に乗っていた。
所謂、月へ行く勢い「ムーン」というやつだった。
周りの人間も浮かれに浮かれ、借金をしてでもリップルを買わなきゃ!という雰囲気で溢れていた。
そんな矢先に事件は起こった。
なんとビットコインが急に上昇を始め、20万円を突破し、50万円、100万円まで上昇してしまった。
これにつられるようにアルトコインも全て上昇、リップルも85円をマーク。
すぐさま皆利確に走ったのだが……
コインチェックの対応について
誰もがわかっていた。
異常事態でコインチェックに不備があったのだと。
だが、ジェイコム株の誤発注で億万長者となったBNFのように、この不備は億り人になる絶好の機会だと誰もが即座に売りに走り、利確に動いた。
コインチェックは取引が一時中断し、取引所を開くことすら出来ない事態に陥った。
その後、twitterを通じての公式発表が幾度かあり、再開することになったがコインチェックのとった対応こそがロールバック。
すなわち、異常事態が起こった前の状態に全ての取引状況を戻すというものであった。
「失敗があったのだから、この取引は中止ね」というのは分からなくもない。
ただ、それは一方的なものではなく、双方が許される関係であったなら問題はない。
レバレッジ、つまり信用取引を行っているコインチェックがユーザーのミスをカバーしてくれることはあっただろうか?
あるわけが無い。
最近で言えば、8月1日のビットコイン分裂に際し、その少し前からビットコインの保有数に応じてBCC(現在のBCH)が付与されるということが言われてきた。
コインチェックでは8月1日付けでビットコインを保有しているユーザーに同数のビットコインキャッシュを配布した。
問題は、信用取引を行っていたユーザーだ。
細かい話は省くが信用取引は言わば先物取引の一種であり、現物がないにも関わらず利益や損が発生してしまう。
これは将来の時点での約定を交わしているから起こる事態であり、この特殊な契約のせいでビットコインキャッシュがマイナスに転じるユーザーが現れることとなった。
つまりは、ビットコインキャッシュ分の損が発生したのである。
コインチェック側にこの架空のビットコインキャッシュ分の返済義務を(信用取引を行っていたユーザーは)強制的に背負わされたのだ。
信用取引は自己責任であるが、ビットコインキャッシュの付与に関してはユーザーは約定を結んでいないはずであり、NHK的な強制契約と同一であったと私は思う。
コインチェック側の不備があった場合は、損を被らず。
ユーザー側に不利な条件が発生した場合は嬉々として返済を求める。
こんな体制で良いのか、ユーザーから見捨てられることになってしまうのではないか。
手数料0を謳っておきながら他所よりも高いスプレッドを掛けており、その実質の手数料のルールを明示しないコインチェックの不透明な行いに疑問を持つユーザーは少なくない。
このロールバックはそんなコインチェックの体制やユーザビリティーの不備を示したものではないのだろうか。
Liskの売買の一時中断
まぁ、真面目な話はさておいてビットコインキャッシュも下がっているし、Liskが高くなっていたら売って利確してからビットコインキャッシュに換えて、zaifあたりに送ってアビトラで稼ぐかぁと思ってコインチェックを開いた。
ちなみに、コインチェックはここからいけます。
裁定取引(アービトラージ)とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。 機関投資家などが、リスクを低くしながら利ざやを稼ぐ際に利用する手法です。
アビトラはまた今度ね。
で、コインチェックを開くと……思わず二度見
ん?
んん?
なんだこれ?
Liskが急騰しとるやないかーい。
で、冒頭にも繋がるけど、コインチェック側からの通知は一切無し。
コインチェックの不備でユーザーが旨い事態がキター!
一番右端のローソク足の急騰がわかります?
一瞬で、100円の増加。
さっそく、売るかと
触ると……
売れない。
利益が出たのに……
よく見ると、下のほうに赤字で取引制限通貨ペアとして
Liskの取引が中止になっていた。
またか。
またなのかコインチェックさん。
どうやらLiskだけの異常事態なのでサイトは落ちないだろうが、直ぐに値段は落ち着いてしまう。
しばらくしてコインチェックを覗くと
案の定、リスクは元に戻っていた。
というより、若干下がってる。
不安煽りで、Liskは一時的に下がるだろうけど、たぶん明日には330円ぐらいまで回復する流れだと思う。
売りは明日に回すかぁ。
唯一うれしいのはイーサが回復していること。
poloniexに預けているイーサに回復の兆し。
イーサが上がって、ビットが下がっていればビット建てのpoloniexではビットの枚数を増やすことが出来る。
6月10日のマインクラフトにDGB採用の噂でDGBを狙って結果的に撤退時期をミスり、損失を増やし、イーサに換えてホールドしてたらイーサ自体の爆下げで大損こいて、それ以来ずっと塩漬けしていたイーサだけど、やっと動かせそう。
早く、ポロで取引したい。